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小児科病棟看護師の仕事内容について

今度は、小児科病棟看護師の仕事の特徴、内容について紹介していきます。

 

初めに、特徴からいいます。

 

小児科は、内科系疾患も外科系疾患も「小児科」で診る子供の専門分野です。

 

対象年齢も新生児から中学生まで位。

 

※その患者が子供の頃からの疾患の場合は高校生も含めて年齢幅が広くなることもまれにあります。

 

それぞれの発達段階での

 

・バイタルサインの正常範囲
・薬剤の投与量
・起こりやすい健康上の問題

 

などが全く異なります。

 

まず、入院治療には、家族(保護者)の協力が必要不可欠であり、病院によってまちまちですが付き添い判断があります。

 

※24時間付き添いは、0歳〜2歳くらいの幼児の場合が多くなっています。

 

 

また、

 

・特に離乳食がまだ完了していない場合

 

・おむつ交換(実務的必要あり)

 

これらのケースでは、子供の身の回りの世話や精神の安定を図る為に、不安の除去で必要な処置です。

 

家族の付き添いは親子の愛情関係を作る大切な時間であるといえるでしょう。

 

家族が患者である子供の身の回りの世話や精神的なストレスのサポートをすることで、治療がスムーズにいく事が挙げられます。

 

 

次に、小児科病棟とは小児内科病棟のことで、小児病棟は、小児科に加え整形外科・小児外科・眼科・耳鼻科・心臓外科を含む全般のことです。

 

 

仕事内容、医療行為の例については、次の通りです。

 

・診察の介助 (回診の介助)
・採血、点滴(クリニックの場合は、医師が行う場合が多々ある)
・溶レン菌やインフルエンザなどの検査
・レントゲン室や心電図など検査室への移動介助(ベット移動、車椅子、松葉杖など徒歩移動もあり)送迎
・予防接種、またはその介助
・乳児の健診計測など
・急病の子どもたちへ看護
・8割近くが5歳未満で、特に乳幼児が多いので、病状を聞くのに、付き添いの家族、特に母親とのコミュニケーションが必須

 

※主な症状は発熱、呼吸困難、けいれんなど
※入院は平均10日で、短いと3〜4日のこともあり、長期でも1ヶ月位
※・深夜の入院が多いので、緊急対応が求められる

 

 

体が小さかったり、血管が分かりづらかったり、体を揺らしたり、泣いたり、暴れたりといろんな大変な側面があります。

 

点滴固定の仕方にしろ固定をしっかりして、テープに絵を描いたりして抜去予防をしたり、子供と約束するなどして、安全な方法を心掛けます。

 

小児科で働く看護師の方は、処置やお薬に関してだけでなく幅広い年齢層の子供に対し、ケア出来る身体機能の成長段階について学ばなければにりません。

 

対象者の認知力などの発達段階について、変化の大きい期間について 万遍なく対応できるように知識が必要とされます。

 

・「注射→ちっくん」
・「吸入→もくもく」
・「シーネの固定→シールぺったん」
・「内服→お薬」
・「聴診→もしもし」など、幼児にはわかりやすい言葉で表現して伝えるなどの工夫もいるでしょう。

 

 

小児科では、子供のケアと同時に、家族に対するケアも大切 

 

実践に必要な要素

 

(1)発達段階に適した理解を自分の症状について本人が得られるよう支援する

 

(2)検査や処置の内容とその結果について本人に説明する

 

(3)状況理解や反応に影響を与える要素について臨床的に査定する

 

(4)自発的に子供が提案されたケアについて納得しているかどうかを表現できるよう工夫する

 

※親や保護者と適切にコミュニケーションを取り、不安を和らげる事も必要。

 

 

在宅でのケアの方法(喘息発作時の吸入器の使い方、経管栄養で食事をとらせる手技など)を伝えることも、看護師の重要な役割です。

 

医療行為のテクニックとともに経験が大事になりますね。

 

 

最後に、小児科病棟で働く看護師のメリット・デメリットについてです。

 

メリット

 

・優しい看護師の中で働き、自分が提供する看護も自然と優しくなってきます。
・3年働けば、あらゆる症状を看る間、全身状態の把握が出来、専門的な知識や看護スキルも身に付きます。
・月一度の勉強会を通して自ら腕を磨けば、小児看護専門看護師や小児救急看護認定看護師を目指せるようになるのでスキルアップも可能です。
・回復する患児が多く、ステルベンが少ないです。
・子供の成長と適応は早いので、驚かされます。初日泣いてた子が次の日笑ってくれた時、成長や適応力の高さを感じます。
・専門的なスキルを付けながら、コミュニケーション能力も鍛えられる現場です。
・将来、転居や結婚などで、転職・復職する時、小児科クリニック、小児専門病院、小児病棟、児童福祉施設など、小児に関係する職場で働く事も叶います。
・経験が浅いうちは、緊急入院してきた患児のアセスメント面で、母親の対応が難しいかも知れませんが、母親の協力も受けることができ助かります。

 

 

デメリット

 

・看護師の人数が少なくて、時短的余裕がないため、引継ぎのカルテでしか患児がどういう子かを知ることができず、どうしたら苦痛が和らぐのか悩むことが多いです。
・病棟は不特定多数の出入りが自由な為、誘拐のリスクもあります。
 ※共働き家庭も多いですが、付き添いがないと入院が成り立ちません。祖父母や家族間で話し合い、子供に付き添うように説明する必要があります。
 ※家族でも、兄弟などの出入りは、感染予防の立場から禁止の病院もあります。

・患児は回復が早い反面、悪化するのも早くて急変しやすいので、どうしても激務になってしまいます。入院時は子供が不機嫌で泣くのであまり観察ができません。
・入れ替わり入院があり、細かいところまで看ることもできないで、ルーティンで終わってしまう事が多いです。
・専門性が高い為、小児科以外に転職したくなっても、応用が利かないこともあります。

 

 

以上をふまえ、小児科病棟看護師の仕事の特殊性について考え、コミュニケーションを学びたい看護師にオススメの職場です。

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