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看護師の裏話そのB|ご遺体を自家用車で搬送!?

ある日、病気の悪化で救急搬送されてきた患者さんがいらっしゃいました。

 

最善を尽くしたものの、残念ながらその患者さんは病院のオペ室でお亡くなりになりました。

 

当直は1つ年上の2年目看護師と1年目の私。

 

本来患者さんが病院内でお亡くなりになったとき、ご遺体を自宅または葬儀場に運ぶ場合には、霊柩車または互助会の専用車が使用されます。

 

しかし、死後の処置後、なんと!そのご家族の車で後ろの座席を倒し自宅まで連れて帰りたいというご家族の強い要望がありました・・・。

 

私たちは普通なら病院からお見送りをする時、裏の玄関からご遺体を運び出します。

 

その時は、ご要望のとおり裏の玄関にご家族の車を停め、死後硬直し始めているご遺体を車に乗せました。

 

そして、そのままご家族の車は走り去って行きました。

 

その時は何も思わずご家族の要望通りに、ご遺体をご家族が所有している車に乗せたのですが、先輩も私も知識や経験がなく、霊柩車を呼ぶことも頭に入っていませんでした。

 

次の日看護師長にこっぴどく怒られたのは言うまでもありません。

 

その後、ご遺体がどうなったのかは分かりませんが、死後硬直が始まりかけた時に車の後部座席に乗せたので、棺桶にすんなり入る形に硬直していたのかは定かではありません・・・。

 

当時ご遺体の搬送に関するマニュアルが無かったのと、私たちもご遺体搬送の経験が無かったので、このような事態になりました。

 

この話は私が経験した実話です。

 

この反省を活かすとするならば

 

・看護師には、ご遺体の搬送まで(お見送りまで)業務に含まれるので、通常の看護業務以外にも仕事があることを理解しておくこと

 

・通常行うべき搬送とは異なると思われる手段で家族から要望があった時に誰に確認、指示をあおぐべきなのか?

 

・患者さんが亡くなられた後の処置、その後の連絡先、お見送りまでの対応マニュアルの有無を就職した早い段階で確認しておく

 

などが考えられます。

 

あなたが将来看護師になったとして、一番は看護師の通常業務を頑張ってもらいたいと私も願っていますが、看護師には検温したり注射を打ったりする以外にも、惜しくも病院内で亡くなった患者さんの搬送まで責任をもって対応しなければいけないんだよ!というのを理解してもらえたら幸いです。

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