看護学校では、どんな勉強をするの?

看護学校では、どんな勉強をするの?

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看護学校では、どんな勉強をするの?

看護学校に入った後、どんな勉強をするのか気になりますよね?

 

このページでは、私の経験をもとにお話しますので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

私が通っていた看護学校には専任教員がいました。

 

その方達は、色々な指導やサポートをしてくれて、時には優しく、時には厳しき頼りになる方々でした。

 

職場や授業のこと、テストでの勉強内容のことなど、色々悩みごとも相談にのってもらいました。

 

看護学校は単なる技術を身に付ける場所ではありません。

 

尊い人命に携わり、病や怪我で苦しむ人に寄り添い、体や心の痛みを軽減することが求められる看護の仕事は、専門的知識と技術はもちろん、看護師自身にもよりよい人間性が求められます。

 

看護学校はそのための教養を身につける場所でもあるのです。

 

それでは、具体的な勉強内容について説明していきたいと思います。

 

基礎分野

 

人や社会についての理解を深め、思考や判断の基礎となる力を向上させます。

 

人としての幅を作り、患者さんとのコミュニケーション、チーム医療の中での円滑な人間関係の基礎となります。

 

基礎専門分野

 

専門分野(看護)の基礎となる部分、つまり、体の構造や病気に関することを学びます。

 

主な科目は、解剖生理学・病理学・栄養学・薬理学・公衆衛生学 などです。

 

専門分野

 

看護に必要なより専門的な学習として、人の各ライフステージにおける特徴やケアについて学びます。

 

主な科目は、小児看護学・成人看護学・母性看護学・老年看護学・精神看護学・在宅看護学です。

 

各科目ごとに、依頼を受けた専門医師や、専門分野の担当者、専門看護師長達が、それぞれの分野を指導する為、教壇に立ち授業を行ないます。

 

もちろん、テストもあります。赤点(40点以下)を取ると、罰金付きで、再試験とされていました。

 

科目数は概ね35教科以上、内科疾患では、専門ごとに3人の医師が教えていました。

 

外科疾患も、2人の医師が関わっていました。

 

 

勉強する具体的な分野としては、

 

・解剖生理
・病原微生物
・麻酔
・病理
・眼科
・栄養、食事
・小児科疾患
・産科疾患
・婦人科疾患
・薬理概論
・耳鼻咽喉科
・皮膚科疾患
・精神科疾患と看護
・放射線科
・公衆衛生福祉
・関係衛星法規
・臨床検査
・歯科疾患
・泌尿器科疾患
・整形外科看護法
・理学療法と看護
・小児看護法
・精神科看護法
・外科看護法
・手術をめぐる看護
・救急蘇生と看護
・リハビリテーション看護法
・母性看護法
・新生児看護法
・老年看護法
・内科看護法
・産婦人科看護法
・家事家政
・国語
・数学
・英語
・体育(看護の仕事は意外と力仕事です。勤務時間も不規則なことが多く、健康な体つくりはとても大切です。)

 

などが主な講義内容(単位)になっており、それぞれに15時間〜180時間の講義時間が割り当てられています。。

 

ここまでは准看護師を目指している人達が習う分野としてお話していますが、正看護師の場合は、さらに論理学、統計学、教育学、心理学などが加わってきます。

 

統計学なんて、看護師の世界に必要なの?って一瞬思ってしまいますよね!?

 

 

さて、私自身の経験では、教科ごとで先生の教え方も違ってきますが、一言でいえば”大変”でした。

 

ノートを取れない場合、直接教科書に線引きしたり書き込んだり、進み方が思った以上に速かったりと、まとめたり話を理解するのに必死でした。

 

とにかく自分で書き写して覚えなければなりません。

 

あとは、看護学校の卒業試験や実習室で実技の練習もあります。

 

実技に伴うことなので、一生懸命頑張れば習得出来ると思います。がんばりましょうね!

 

余談ですが、看護学校にも修学旅行がありますよ!

 

講義内容の具体例

 

参考までですが、頭部や内臓の外科手術が行われる際、剃毛(手術部位周辺の毛を剃ること)が必要なことはご存知かと思います。

 

「外科疾患と看護」の講義において、極々一部の内容ではありますが、教科書に書かれている内容と先生のアドバイスの事例をご紹介します。

 

剃毛

「頭部の剃毛は他の部位と異なり、術当日に行う。全頭部と眉も剃毛し、逆性石けんやヒビテンR液で洗頭し滅菌三角布で包む。剃毛に際して、心理的側面への配慮を忘れないようにする。」※メヂカルフレンド社 最新看護学入門 5巻 271頁より引用

 

と教科書には書かれています。

 

教科書の内容は、当然理解して覚えておかなければいけないことなのですが、上記の黄色のマーカーで「心理的側面への配慮...」とあり、ここが具体的にどんなことなのか理解するのが難しいですよね?

 

特に患者さんが女性の場合、髪の毛が無くなるのはとても抵抗があり、心理的なダメージも受けます。

 

先生方の過去の経験から、このような場面では「髪は早く生えてきますから大丈夫ですよ!」「手術する患部(開頭部)をきれいにする必要がありますから...」などと言葉かけをし、患者さんに理解を求めるとともに安心感を与えるようにアドバイスがありました。

 

このように、教科書をベースに、先生方がアドバイスを含めながら重要なポイントを説明する形で講義が進んでいきます(もちろん学校や先生によって講義の方法は異なってきます)。

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